当社の地域貢献活動について
地域社会の一員であるということを理解し、地域に寄り添いながら活動に取り組んでいます。
今後も良き企業市民としての役割を果たしていきます。
トーヨーカネツ子ども文庫
2021年5月16日に創立80周年を迎えたことを機に、「トーヨーカネツ子ども文庫」の取り組みを実施しています。
長年にわたりご支援いただいた地域社会とその住人の皆様に感謝の意を表する社会貢献活動の一環として、グループの主要事業所が所在する各自治体(東京都江東区、八王子市、千葉県木更津市、山梨県南アルプス市、和歌山県有田市)へ絵本や児童図書等の購入費用としての寄付を行っています。
各自治体が推進する「子ども読書推進計画」への支援を継続しており、毎年1自治体あたり100冊以上の書籍購入等に寄付が充当され(2024年度実績:700冊以上)、各自治体から謝意を受けています。
「アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭」への協賛
深川とアートを愛する地域住民が中心となり立ち上げた市民芸術祭である「アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭」では、門前仲町・清澄白河・森下の街全体を会場に、障がいのあるアーティストの作品を展示しています。この芸術祭は、障がいのある人とない人が「共に生きる」をテーマにしていて、地元企業や団体、店舗などが行政と協力して、地域活性化と福祉の課題解決を同時に行うCSV型の新たな価値の創造を目指しています。当社は2020年からこの取り組みに賛同し、協賛企業として「トーヨーカネツ賞」の選出のほか、イベント運営にボランティアを派遣(2024年度実績:社員ボランティア20名)するなど、毎年継続的に参加をしています。


小学生向けロボットプログラミング教室の開催
物流ソリューションの構築で培った知見を活用し、ものづくりの楽しさを体験してもらうロボットプログラミング教室を神奈川工科大学と協働し、2021年から年1回以上開催しています。
内容は『モノの流れとロボットの関わり』を題材に、
受講生たちは物流センターに「物を運搬するロボット」を模したロボットづくりに挑戦しています。
受講生はそれぞれ課題攻略にむけ、何度もプログラム修正をしながらアイディア溢れるロボットを作成していて、
試行錯誤を重ねている様子が印象的です。
受講生による成果発表では「楽しくてやりがいがあった」「タブレット端末で動きを設定するだけでロボットと通信して動いたところが面白かった」「自分で組み立ててプログラムを考えることが楽しかったので次回も楽しみにしています」などといった感想が毎回寄せられています。
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※2023年度実績 2回開催 受講者数 13名
※2024年度実績 1回開催 受講者数 6名


和歌山県有田市への防災協力
当社は、和歌山県有田市と地区住民の災害時避難受入に関する協定を締結しており、和歌山工場の第3工場屋上は東南海地震による津波等が発生した際の防災避難場所に指定されています。
2023年の大雨災害においては、地区住民の避難者を約20名受け入れました。
「ふれあい工房ゆめま~る」製造によるパンの社内販売会
江東区内にある社会福祉法人「ゆめグループ福祉会」の就労継続支援B型施設(江東区所在)で製造されているパンや焼き菓子の販売会を東京本社にて開催しています。
同福祉会は、障がいがあっても住み慣れた江東区内で働きながら生活をしたいという方々の願いを実現するため、作業所やグループホームまたは地域支援センターの運営をはじめ、様々な活動に取り組んでいます。
当社は、同施設利用者様のプログラムのうち、就労とコミュニケーションの機会を提供するため、本社4階エレベーターホールにおいて、同施設で製造されるパン等の販売会を毎月実施しています。
多様性を尊重した地域社会とのつながりを深めてまいります。
当社の地域貢献活動支出額について
2023年度の当社の社会貢献活動に関する支出額は、6,242千円で、所在地、グループの事業所所在地において、地域社会への貢献活動を展開しています。(トーヨーカネツ子ども文庫としての寄付、アートパラ深川への協賛等を含む)
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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社会貢献活動支出額(単体) | 4,253 | 4,930 | 6,242 |
(単位:千円)