カーボンニュートラルに貢献するタンクメーカー
1950年に工業窯炉の製造で培ってきた溶接技術を活用し、全溶接油タンクの建設を開始しました。
これまでに、安全性、経済性、高品質はもちろん大型化に応えうる優れた機構を備えたタンクを世界の石油・天然ガス産出国、消費国に5,700基以上納入してきました。
カーボンニュートラルに向けた次世代エネルギーへの転換が急がれる中、当社はCO₂排出削減に寄与する大型液化水素タンクの実用化に向けた開発を進めているほか、大型液化アンモニアタンク、大型液化CO₂タンクの普及にも貢献いたします。
カーボンニュートラルの実現に向けたタンクの役割
液化水素、液化アンモニア、MCHは、水素輸送媒体(キャリア)としての検討が進められています。これらを貯蔵するためには、出荷・受入それぞれの基地にタンクが必要です。また、排出したCO₂を回収し貯蔵する場合にもタンクが必要となります。
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塩沢 文朗. ”水素社会を拓くエネルギー・キャリア(水素ST向けの水素エネルギーの供給チェーンの全体像)”. 国際環境経済研究所. 2015, https://ieei.or.jp/2015/05/expl150501/ ,(参照 2023-02-01)
次世代エネルギーへ向けた主なタンクメニュー
極低温タンクおよび 低温タンク |
常温タンク | 圧力タンク(球形タンク) | |
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種類 |
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貯蔵物 |
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当社は、タンクや付帯設備の設計、調達、工事、メンテナンスを含めたEPCフルフェーズの対応が可能です。新工法や新素材を取り入れながら、常に新しい技術に挑戦し、高いプロジェクト遂行力で世界のエネルギーインフラを貯蔵面で支え続けています。
- タンク専業メーカーとして多数の建設実績に裏付けされた技術力
- 電気事業法に基づく民間製品認証登録の溶接施工工場を完備
- 設計、調達、工事、メンテナンスまでの一貫したサービス提供
関連情報
- 「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」に係る「液化水素貯槽の大型化に関する研究開発」のNEDO助成金の交付決定について
- カーボンニュートラル実現に貢献する「大型液化CO2貯蔵タンク」技術検討完了のお知らせ
事例紹介
製品一覧
製造拠点
国内・海外に加工拠点を置き、世界へパーツを供給しています。
調達情報・調達方針
当社は、国内外を問わず世界中のベンダーからの材料部品、装置、サービスの供給のお申し出を歓迎しています。
調達先の選定は、公平で開かれた選定プロセスに従って行います。
また当社は、顧客満足だけでなくパートナー各社との共存共栄の関係を築くことに努めています。
当社へのお申し出にあたっては、当社の主要調達資材およびサービスのリストを参考にして下さい。