品質/環境/労働安全衛生/情報セキュリティの取り組み

品質方針(ISO9001:2015, JIS Q 9001:2015)

ソリューション事業本部の方針

品質マネジメントシステムの効果的な運用を通じて顧客満足度が高く、独創性に富んだシステム、製品、サービスを提供し社会に貢献する。

プラント事業本部の方針

  1. 1.
    適用法規・顧客の要求・品質マニュアルを満足するよう管理し、より良い製品を納入する。
  2. 2.
    品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善に努める。

[ 認証範囲 ]
千葉事業所:平底円筒形低温/極低温タンクの製造
本社:平底円筒形低温/極低温タンクの設計、据付

ISO9001:2015, JIS Q 9001:2015

ソリューション事業本部

ISO9001:2015, JIS Q 9001:2015

プラント事業本部

環境方針

基本的な考え方

トーヨーカネツカネツグループは、環境汚染の防止に努めるとともに、資源を適切に選定し効率的に活用することで環境負荷の低減を図ります。

ソリューション事業本部の方針(ISO14001:2015, JIS Q 14001:2015)

  1. 1.
    当社の事業活動の過程で発生する環境負荷を把握し、低減し、汚染の予防に努めます。
  2. 2.
    当社の事業活動で生じる環境側面に関係する順守義務を満たします。
  3. 3.
    当社の事業活動の中で特に以下の項目に取組み、関連する有効な環境技術を活用します。
    1. (1)
      省エネ・省力化
    2. (2)
      再生、再利用の促進、廃棄物の減量化
    3. (3)
      資源のリサイクル
    4. (4)
      環境アセスメントによる製品の改善
    5. (5)
      CO₂排出量の削減

プラント事業本部の方針(ISO14001:2015, JIS Q 14001:2015)

トーヨーカネツ株式会社は、「常にすすんでよりよきものを造り社会のために奉仕する」という経営理念に基づき、事業活動のあらゆる分野において以下に掲げる方針により持続可能な社会の実現に貢献します。

  1. 1.
    製品及びサービスを通じ、汚染の予防、持続可能な資源の利用、環境保護に努めます。
  2. 2.
    環境目標を設定し、実行します。また環境パフォーマンスを向上させるために、環境マネジメントシステムの継続的改善に努めます。
  3. 3.
    事業活動における環境保護に関係する法規制及び当社が同意するその他の要求事項を順守します。

当社は、全社員及び当社のために働く全ての人に対して、この環境方針を周知するとともに一般に公開し、持続可能な社会の実現に向けた活動への理解を促進します。

ISO14001:2015, JIS Q 14001:2015

ソリューション事業本部

ISO14001:2015, JIS Q 14001:2015

プラント事業本部

環境マネジメントシステム認証取得の状況

ISO14001及び国・地域の基準等に沿った環境マネジメントシステムを構築しております。2025年10月現在、認証取得が必要な拠点は15拠点すべてでISO14001を取得しています。(取得率100%)

認証規格 必要拠点数(連結)※ 認証取得拠点数(連結)※ 認証比率
ISO14001 15 15 100%

  • 拠点数は、トーヨーカネツ本社、和歌山工場、千葉事業所、センターに加え、グループ会社TKIの拠点を対象として算出

労働安全衛生方針

基本的な考え方

トーヨーカネツグループは、労働災害の防止、健康の維持・増進、作業環境の改善を重要課題として特定し、グループ社員に加え、派遣社員、請負業者などすべての関係者に対して、健康と安全を最優先とする職場環境の提供に努めます。

ソリューション事業本部の方針(ISO45001:2018)

当社は、体系的・組織的で継続的に安全衛生水準を向上する労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)を安全衛生管理の基本とし、心身共に健康で安全な職場環境の向上と整備に努め、社会からの信頼と共感をもって受け入れられる企業を目指す。

  1. 1.
    従業員および当社に関わるお客様、協力会社様との協議を尊重し、全員参加の安全衛生活動を実行する。
  2. 2.
    労働安全衛生関係法令を遵守し、必要な自主基準を設け安全衛生管理レベルの向上を図る。
  3. 3.
    労働安全衛生マネジメントシステムに基づくPDCAサイクルの確実な実施と、関係者への安全衛生教育に努め、継続的な安全衛生水準の向上を行う。
  4. 4.
    リスクアセスメントにより職場の危険有害要因を明確化し、これに基づく必要な措置を行い、職場内のリスクを確実に軽減する。
  5. 5.
    長時間勤務およびメンタルヘルスによる健康障害を防止するため、衛生管理体制の充実を図り健康確保対策を推進する。

この方針のもと、全ての社員及び関係会社の安全管理技術と安全に対する熱意を集結し、「事故・災害の撲滅」を目指す。

プラント事業本部の方針(ISO45001:2018)

わが社の"人命は何ものにもかえがたいものである"という理念を深く認識し、労働安全衛生活動を積極的に推進して、心身ともに健康で安全な職場を実現するため、下記を推進項目とする。

  1. 1.
    完全無災害に向けた、全員参加による労働安全衛生マネジメントシステムを確立し、これに基づくPDCAサイクルの実施による継続的な改善に取り組む。
  2. 2.
    リスクアセスメントの実施により、わが社の事業活動に潜在するリスクの除去・低減措置を実施するとともに、労働安全衛生法等関係法令を遵守し、わが社の職場で働く全ての人の安全と健康を確保する快適な職場づくりを推進する。

当社は、全社員及び当社のために働く全ての人に対して、この労働安全衛生方針を周知するとともに一般公開し、労働安全衛生管理水準の向上に向けた活動への理解を促進します。

ISO45001:2018

ソリューション事業本部

ISO45001:2018

プラント事業本部

安全管理体制

当社グループでは、「安全環境・品質保証部」を社長直轄の組織とし、社長自らが担当役員として労働安全衛生に関する最終責任を担う体制を構築しています。
現場や工場、全グループ会社を含む事業所に水平展開できる体制を構築し、会社側代表の管掌役員、従業員代表、産業医等が出席する安全衛生委員会を月に1度開催しています。安全衛生委員会では、重篤な労働災害発生時の再発防止策や、法令改正に伴う注意喚起等に関する議論や情報の共有化を図っています。当社グループで発生した労働災害、交通事故の発生件数、ならびに労災ゼロ・交通事故ゼロに向けた活動状況については、取締役会に定期的に報告を行っております。取締役会は再発防止策およびその報告を踏まえた対応の監督体制を整えています。

安全衛生教育の取り組み

当社グループでは労働安全方針に基づき、安全衛生教育の充実を図っています。毎年1回グループ全社を対象とした安全会議を開催し、これを通じて安全活動および安全意識向上に関する教育を実施しています。2024年度は、グループ各社の従業員を中心に、計293名がこの教育を受講しました。

労働安全マネジメントシステム認証取得の状況

ISO45001及び国・地域の基準等に沿った安全衛生マネジメントシステムを構築しております。2025年10月現在、認証取得が必要な拠点は16拠点すべてでISO45001を取得しています。(取得率100%)

認証規格 必要拠点数(連結)※ 認証取得拠点数(連結)※ 認証比率
ISO14001 16 16 100%

  • 拠点数は、トーヨーカネツ本社、和歌山工場、千葉事業所、センターに加え、グループ会社TKIの拠点を対象として算出

労働安全衛生のリスクアセスメント

当社では、ISO45001に基づき、労働安全衛生に関するリスク評価を実施しています。 具体的には、リスクとなりうる危険源を特定し、それにより生じる労働安全リスクを評価したうえで、労働災害を未然に防ぐための低減策を検討し、実行しています。リスク評価は、作業内容の変更時やインシデント発生時、法令改訂時に加え、新規事業の計画段階においても行っています。

労働災害発生状況と再発防止策

2024年度に休業4日以上の労働災害が3件発生しました。

  事故の内容 原因 再発防止策
事例1 作業中に台から落下し、足を骨折(休業79日) 高さの低い作業台であったため、手順が未整備で注意事項が明確化されていなかったことに加え、作業者が注意を怠ってしまった 作業全体を見直し、作業時に必要な注意事項を明記。定期的な教育を通して従業員に周知を実施した
事例2 コンベヤ組立時に部品がはねて目の周辺を負傷(休業7日) 作業に必要な取付用治具は使用できないと思い込み、そのまま作業を実施した 作業に適するように治具を改良。作業手順書を見直し、治具の使用を徹底するようにルールを改訂した
事例3 業務用カッターでの作業中に右手親指と人差し指間を切創(休業47日) 切創防止用手袋を過信し、どのような状況でも切れないと思い込んでいた 業務用カッターを使用する際のルールについて社内に注意喚起を実施した

当社では、再発防止策の水平展開と安全教育を強化し、予防安全管理活動を継続して推進します。全社員が安全を最優先に行動できる職場づくりを目指してまいります。

安全衛生パフォーマンスとKPI

当社の労働災害度数率は、国内の同業種平均をほぼ下回る水準で推移しています。労働災害の真因を徹底的に分析し、事務所や現場での再発防止策の実施や安全パトロール活動を継続し、社員一人ひとりの安全意識向上に努めています。毎年度の目標は「労働災害度数率ゼロ」であり、進捗をモニタリングしながら改善を継続しています。2025~2027年度の中期経営計画においても、「労働災害度数率ゼロ」をKPIとして設定しており、今後も安全管理活動を徹底し、目標達成を目指して継続的な改善に取り組んでいきます。

労働災害度数率

(単位:人/百万時間)

  • 参考値(製造業・建設業)は厚生労働省「労働災害動向調査」より引用

情報セキュリティ
(ISO/IEC 27001:2022/Amd 1:2024, JIS Q 27001:2023)

情報セキュリティポリシー

トーヨーカネツグループ(以下、当グループという)は、顧客・社会から信頼され、事業の健全かつ持続的な発展を図るためには、当グループの取り扱う情報資産を適切に保護し、管理することが重要であると考えています。

当グループでは、経営者を含む全従業員が情報資産の価値と重要性を認識し、適切に管理・活用するため、ここに「情報セキュリティ基本方針」を定め、リスクマネジメントの一環として、情報セキュリティの向上を図ってまいります。

情報セキュリティ基本方針

本方針は、紙や電子データ等の媒体を問わず、お客様からお預かりしている情報及び当グループの提供する製品・サービスの情報等、当グループが保有する全ての情報に加えて、それらを扱う業務環境及び情報システムを管理する上での基本的な事項について定めるものとする。

本方針は、当グループが保有する情報資産を利用する従業員及び役員並びに事業上のサプライチェーンに関わる人、組織において遵守しなければならない。

  1. 1.

    体制の確立

    当グループは、情報セキュリティ責任者(CISO)を置き、CISOの下で情報セキュリティ管理体制を構築し、情報セキュリティの推進を図る。

  2. 2.

    規程の整備

    当グループは、保有する情報資産を、適切に管理・活用するため内部規程を整備する。

  3. 3.

    教育の実施

    当グループは、経営者を含む全従業員が情報資産の価値と重要性を認識し、情報セキュリティを適切に管理・活用するための教育・研修を継続的に実施する。

  4. 4.

    脅威への対処

    当グループは、人的、物理的、技術的な対策を講じて、保有する情報資産を脅威から保護する。

  5. 5.

    定期的な見直し

    当グループは、情報セキュリティ監査機関を設立し、CISO及び情報セキュリティ管理体制の活動を監査し、定期的に評価、見直しを行う。

  6. 6.

    法令遵守

    当グループは、情報セキュリティ管理にあたり、契約および関連法令を遵守する。

ソリューション事業本部 WMS戦略室・ITソリューション部・スタンダードR&D部
コーポレート本部 経理部・人事企画部・総務部 総務グループ・総務部 IT戦略グループ
次世代エネルギー開発部

サプライチェーンセキュリティの取り組み

当社グループのサプライチェーンセキュリティの取り組みについて(お取引先事業者様へのお願い)

以上