事例紹介

LNG輸出国における実績

所在地 ブルネイ
タンクの種類 地上式PC(プレストレスト コンクリート)外槽二重殻タンク
容量 12万KL
内容物 LNG(液化天然ガス)
竣工年 2015年
特徴 豊富な石油・天然ガス資源を有するブルネイ・ダルサラーム国における、ブルネイLNGルムット基地向け6基目のタンクで、これまで1基目からこの6基目まで同国のLNGタンク全てを納入してきた実績を誇ります。
ブルネイは当社にとってLNGタンク建設を手掛けた初めての地であり、LNG取引の黎明期である1969年に建設を開始した同国のLNGタンクを皮切りに、当社はこれまで半世紀近くに渡って世界で100基以上のLNGタンク納入に携わってまいりました。

LNG輸入国における実績

所在地 大阪府堺市
タンクの種類 地上式PC(プレストレスト コンクリート)外槽二重殻タンク
容量 23万KL
内容物 LNG(液化天然ガス)
竣工年 2015年
特徴 世界最大容量となる23万KLタンク(外径約91m、高さ約60m)。LNGを貯蔵する鋼材として世界で初めて7%ニッケル-TMCP(熱加工制御圧延法)鋼を採用しました。関係会社との共同開発をし、従来から用いられてきた9%ニッケル鋼と同等の強度と靱性を持ちながら、高価なレアメタルであるニッケルの使用量を約2割削減しており、LNGタンク用の鋼材としては半世紀ぶりの技術革新となる画期的なものです。

安全性への取り組み

所在地 千葉県市原市
タンクの種類 球形タンク
容量 1,600KL
内容物 プロパン
竣工年 2013年
特徴 近年、可燃性物質を多量に貯蔵するタンクは高い耐震性能が要求されています。また、平成23年3月11日東日本大震災を契機に、球形タンクの支持構造部材に対し更に新たな耐震基準が付加されています。写真の球形タンクは、東日本大震災後に初めて建設されたタンクであり、法規に規定された要求事項は元より、地震時の支持構造部材の局部応力の発生状況を全体FEM解析にて把握し構造の健全性の確認を行い、また満水時に地震が生じた場合にも強度を確保する設計を採用する等、安全に対し多面的な取り組みをしております。

メンテナンス実績

所在地 国内各所
タンクの種類 フローティングルーフタンク、コーンルーフタンク、ドームルーフタンク
特徴 当社はこれまで国内の製油所、発電所、国家備蓄、化学プラント向けに浮き屋根式タンク、ドームルーフタンク、コーンルーフタンク、球形タンクなどを長年に渡って数多く手掛けた実績を誇ります。タンク建設のリーディングプレイヤーとして高度な加工技術と豊富な建設経験を元に、蓄積したノウハウを活かして国内各所で定期開放点検工事や耐震改修・改造工事など各種のメンテナンスサービスを展開してまいりました。効果的な工事でタンクの安全性を最大限に高め、プラント安定稼動を支えると共に、我が国の原油・石油精製品のバリューチェーンへの貢献を果たしております。