縦型円筒貯蔵タンク

LNGサテライト基地向け小型低温貯蔵タンク

LNGサテライト基地は小型LNG貯蔵タンク及び各種付帯設備で構成されます。

TKKは世界市場での豊富な経験とノウハウを活かした小型LNGタンクを提供することで拡大する消費者向けLNGビジネスを支えます。

タンク構造のご紹介

構造

  • 極低温用鋼板の内槽と炭素鋼の外槽の二重構造
  • 内外槽間はパーライト等の保冷材を充填

用途

  • LNG(-162℃)や液化産業ガスLO2(-183℃), LN2(-196℃)など極低温の液体を貯蔵します

特長

  • 高圧力設計が可能となり、BOG※処理に余裕度が増します
  • 納期、建設費ともに節減できます
  • 縦型なので省スペース
  • BOG: ボイルオフガス

TKKの縦型円筒貯蔵タンク

現場組立工法及び工場組立工法

現場組立工法

一般的な工法。TKKは国内外で数多くの現場組立工法の実績があり、サイズの制限なく納入することが可能です。

工場組立工法

現場作業期間を短縮する方法のひとつです。弊社工場でタンクを完成させますので、現地の地盤・基礎工事等の土木工程に影響されることなくお客様のご希望時期にタンクを搬入、設置できます。

設計標準タンク

500㎥から4,000㎥までの容量の標準設計をご用意しておりますので短納期、建設総コストの節減にお応えすることが可能です。

標準設計タンク ラインナップ(LNG仕様・国際規格対応)

仕様 モデル番号
TK-500 TK-1000 TK-2000 TK-4000
幾何容量(㎥) 556 1,112 2,223 4,445
貯蔵容量(㎥) 500 1,000 2,000 4,000
設計温度(℃) -164 -164 -164 -164
設計圧力(MPa) 1.0 0.4 0.4 0.2
外槽タンク直径(mm) 8,900 10,400 13,400 16,900
外槽タンク高さ(mm) 21,700 27,300 29,050 33,130
設計BOG量(wt% / day) 0.30 0.30 0.30 0.30
主要材質 内槽:SA240 Type304, 外槽:A36
保冷材 粒状パーライト
適用規格 ASME Sec. VIII Div.1, AP1620, ASCE7

上記ラインナップ以外の適用規格、容量(300~5000㎥)についても、オーダーメイドでの対応が可能です。