設計、システムや営業などが取りまとめた要件をもとに現場で形にする。

PROFILE
施工管理部 施工管理G B.A
工学部 機械工学科 2018年入社

WHY
TOYOKANETSU?
トーヨーカネツを選んだ理由

トーヨーカネツが国際的な会社で海外での業務を多数行っていたことが入社の決め手になりました。海外でプラント事業のタンクや物流ソリューション事業の空港納入実績が数多くあり、大きな魅力だと感じました。マレーシア人である私は特にマレーシアに実績のある会社を中心に就職活動をしていましたので、実際にこの会社に入社したら海外の業務を携われると思って入社しました。

入社後、学生時代の経験、研究テーマが活かされていると感じることはございますか?

学生時代に機械工学を専攻として、材料系の研究をしていました。大学で学んだ知識を直接仕事に活かせることは少ないですが、大学での経験が間接的に活きるところは多いです。例えば、大学時代の研究では大学外の企業との共同研究だったため他組織とのやり取りやコミュニケーションスキルを身につけることが出来ていました。特に今の施工管理の仕事では他組織との関わりが多く、大学で得た経験は活かされていると感じています。コミュニケーションだけではなく、研究に関わる費用の削減などの経験も今の仕事で活きています。また、機械工学出身ですので大学の教科書でしか見た事がなかったことを、現場で実際に見た時に、イメージがすぐ頭に湧いてくるなと感じています。

所属部署の仕事内容と役割

設計、システムや営業などが取りまとめたものを現場で形にするのが施工管理部の仕事です。
まずは工事着工前に工程表を作成します。規模をレイアウトや図面から把握してどれぐらいの日数で完成させられるかを工程表に明確にします。事前に客先に訪問して工事前打合せや現地調査も行います。そのあとは工事に必要な人数や必要な重機などを洗い出して手配をかけます。そして工程表に合わせて調達に作成した搬入計画を連絡します。そのあとは現場入場できるために現場入場手続きや安全書類の作成も行い客先に提出します。

工事着工時期に近づきましたら現場事務所を立ち上げるのも施工管理部の仕事です。現場事務所に配置される机、椅子、ホワイトボードなどの手配や配置を行います。そして客先やゼネコンとの打ち合わせの上、現場での資材置場と作業エリアの確保を行います。また他にも、事前に手配した重機と資材などの搬入を行い、工事できる様に段取りを行います。

工事が始められる段階になったら本格的に現場で施工監督の仕事が始まります。最初に、現場にいる方々へ仕事の割り振りを行います。仕事の量に対して最適な人数配置をしなければなりません。少なすぎず、多すぎずになるように配置して、作業員が順調に仕事出来るようにします。例えば搬入、据付、清掃などに人を分けたりしています。やはり一つの仕事だけに作業員全員を集中させてしまうと効率が悪く他の仕事を進められません。その他にも、協力会社の方々に作業が止まらないように事前にしっかり作業説明、道具、図面などを準備します。要するに施工監督は現場の皆を動かす仕事と言えます。
その中でも、現地での調整が一番重要です。特に複数の工事会社が同時に入っている現場ですと、限られているエリアの中で搬入、資材移動、設置、クレーン作業、溶接、など多くの仕事が行われています。その際に客先や同じ現場に入っている他の工事会社などと調整を行わないと現場が混乱してしまいます。ですので、現場工事の代表者として調整が一つの大きな仕事となっています。そして、また社内の話に戻ると、工事の進捗状況を社内のプロジェクト関係者に報告します。そこでは工事上の問題点を挙げて、解決に向けて関係者の方々の協力を得たりします。また、客先からの要望や連絡があれば社内に情報共有をする窓口でもあります。

工事が終わりましたら他部署と協力して客先に製品の操作教育やトレーニングを行います。そして、検査を行ってその結果から検査成績書や完成図書などの作成を行います。工事部隊が引き揚げた後のためにメンテナンス部隊にも情報の引き継ぎをしなければなりません。最後の最後には現場の片付けを行います。客先に引き渡しする際には工事残材を置いていってはいけないので現場を綺麗にしていかなければなりません。産廃、残材、リース品などの回収、搬出した後に現場を撤収します。

施工管理は現場の初日から最終日までいる仕事です。全てはもちろん安全第一で!

仕事のやりがいを感じる瞬間

工事竣工後、実際にお客さんに使って頂く時が一番やりがいを感じられると思います。2019年の中部国際空港新設工事や2020年の都内国際空港での増設工事では自動手荷物預け機(SBD)を設置しました。設置した空港設備が稼働した際に、日本人だけではなく世界中からの旅客が設置したSBDでチェックインして手荷物を預けられるのを見られて大満足です。つい工事中に苦労したことを忘れてしまいます。

今後のキャリアプランといま取り組んでいること

今後自分がトップとなって大きい現場を持ちたいです。そこで自分がこれまで培ってきたスキルを試したいです。ですが、その前にまず勉強が必要です。施工管理は現場の全てを見極めなければならないため、施工管理としての知識はもちろん、設計、制御、営業などの様々な知識を身につけ、理解するのが一番重要です。なので現場で各部署の方々をみて、話しを聞いて、毎日絶対新しい知識を一つでも身につけようとしています。

トーヨーカネツへの応募を
検討している方へのメッセージ

社風がとても良いです。優しい人たちばかりで気が楽です。分からないことは何でも聞けて何でも教えてくれます。新入社員研修制度も良くて自分がどこにあうか見極める機会があって間違って部署に入ってしまったとかはないと思います。キャリアスタートには最適な会社です。ぜひ応募してみてください!

1DAY SCHEDULE 1日の流れ

  1. 7:00 現場事務所到着、1日のスケジュールを確認し、メールをチェックします。
  2. 8:00 朝礼、当日の予定と本日のノルマを現場の全員に説明します。
  3. 8:15 朝礼後、現場を巡回します。
  4. 10:00 客先や他業者との打合せに向け、各担当者との確認や、必要な資料の作成をします。
  5. 12:00 昼休み
  6. 13:00 客先と他業者さんとの打合せ。現時点の問題点や明日の予定、調整事項をこの場で全員に通知します。
  7. 14:00 協力会社と打合せ。現場を巡回します。進捗や問題点の確認。
  8. 16:00 社内の打合せ。
  9. 16:30 資料作成/明日のための準備を行います。
  10. 16:30 現場を巡回します。現場の状況確認、片付け。
  11. 18:00 退勤/最後に明日の予定を確認し、本日の仕事は終了です。