環境リサーチ株式会社による
アスベスト漏洩監視DX化の取り組みに関するお知らせ

当社グループ子会社である環境リサーチ株式会社（以下、環境リサーチ）は、建築物解体工事におけるアスベスト飛散・漏洩監視をDX化する独自技術を、鹿島建設株式会社（以下、鹿島建設）との協業で実証し、この度日本繊維状物質研究学術集会にて発表しましたので、お知らせいたします。

■ 環境リサーチについて

環境リサーチは調査・測定・分析業務を通じて環境問題の解決に取り組む、環境の総合コンサルタントです。
人と地球に優しい社会づくりに貢献すると共に、常に新たな技術を開発し続けることで、これまでにないソリューションを提供する事業を展開しております。
中でも、人体への健康被害をもたらす危険性があることで知られるアスベストに関して、創業以来30年以上にわたる豊富な経験に裏付けられたノウハウを有し、業界トップクラスの調査・分析能力を誇っております。

■ アスベスト漏洩監視DXへの取り組み

その中で、革新的な建築物解体工法を開発する鹿島建設と共に、高い管理水準でのアスベスト除去工事が要求される高層ビル解体現場において、粉塵飛散状況を「見える化」して監視し、その情報を現場作業者にリアルタイム共有することで、アスベスト漏洩による健康被害リスクを避けながら、解体作業の効率化を実現しました。
この取り組みについて、第11回日本繊維状物質研究学術集会^*1で発表を行い、アスベスト除去工事の技術向上に繋がるものとして、業界関係者より高い評価を頂戴する結果となりました。

• ^*1

  繊維状物質の製造事業関係者や取扱い労働者、使用環境で生活する人々などに対して調査・研究・技術研修・啓発等の事業を行い、健康障害や環境汚染の防止に寄与し、もって社会に貢献することを目的にしている一般社団法人日本繊維状物質研究協会によって主催。本年は8月24日(木)と8月25日(金)の2日間、「第11回日本繊維状物質研究学術集会」が東京都港区で開催されました。
  一般社団法人日本繊維状物質研究協会 URL ：https://www.jasfm.or.jp/（外部リンク）

■ アスベストのことなら環境リサーチへ

現在、老朽化する建物の改修・解体工事の増加や関連法規制の強化もあり、アスベストの調査・分析ニーズはますます高まっております。環境リサーチでは、このアスベストの市場拡大やお客様のニーズにお応えすべく、分析処理体制の強化を図ってまいります。
また、これまで培ったノウハウを活かしてお客様のご要望に応じたアスベスト無料講習会も随時開催しておりますので、ご興味があればぜひお問い合わせください。

今後とも当社では顕在化している様々な環境課題に対して応えるためにも、環境領域の事業展開を積極的に推し進め、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

以上

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