トーヨーカネツ
ソリューションズとは?

1955年に製造・販売をスタートしたトーヨーカネツソリューションズは、荷物・ユーザー・運用者に優しい製品が好評を博し、事業を急拡大させました。1971年に福岡空港に提供した手荷物搬送システムは、現在、国内65カ所、世界17カ国の空港に納入され、国内シェアは9割を超えます。1981年に日本で初めて開発・販売したデジタルピッキングシステムは、生協業界を支え続け、現在もシェア7割、No.1のポジションを維持しています。近年では、成長著しいインターネット通販などEC分野も手掛け、多くの企業の心臓部を支えています。

ある現場。

物流センターリニューアルプロジェクト 現場所長 R.Yの場合。

お客様とその先のエンドユーザー、
人とモノをつなぐ、11,300坪の「心臓部」。

お客様は、日本全国に数百の店舗を展開しているカー用品販売会社。ここは、東西二つある、このお客様の物流センターの一つだ。
3階建て、11,300坪の敷地に保管されている商品は、常時1万点を超える。その商品は、店舗から毎日送られてくるオーダーを受け、自動で仕分け、選別、箱詰めされる。その後、敷地に張り巡らされたベルトコンベアを通ってトラックに積み込まれ、全国の店舗へ。その数、1日平均8,000箱以上。お客様とその先のエンドユーザー、人とモノをつなぐ、正に、お客様のビジネスの心臓部だ。
二十数年前、このセンターの新設工事を手掛けたのもトーヨーカネツソリューションズだった。ここが止まってしまえば、お客様のビジネスもストップするという中、私の先輩たちは、壊れない、止まらない、トラブルが少ない設備をつくりあげた。おかげで、センター内にあるすべての物流設備をすべてリニューアルするこのプロジェクトも、うちが手掛けることになった。
私は、このプロジェクトを仕切る現場所長だ。現在、入社7年目。初めに所長をやったのは入社3年目のことである。早い?いや、うちには、「入社1年目の所長」もざらにいる。

組織をつくり、スケジュールを立て、
現場を仕切り、人と人の橋渡しになる――
それが、現場所長の仕事。

営業、システム、設計と進んできたプロジェクトのバトンを受け継ぎ、現場で作業を始めるための準備を行うことから、私の仕事は始まる。
作業に必要な人員を割り出し、パートナー企業へ連絡、職人さんを手配して組織を固める。同時に、私たちの工事と合わせて行われる建物の工事も考えながら、工事の手順や機械・部品の搬入の順番などスケジュールを立てる。
プロジェクトがスタートしたら、お客様と現場にいる人たちをつなげ、作業をスムーズに進める役割を担う。例えば、作業の進捗を確認、お客様へ報告しつつ、お客様の要望を聞き、現場へ落とす。建物を工事する建築会社と工事エリアが重ならないように段取りし、パートナー企業の職人さんが気持ちよく働ける環境をつくる。お客様の設備を傷つけないための注意、安全に対する指導、そういうことを口酸っぱく言う立場でもある。現場を預かる所長は嫌われてナンボ。それで、お客様の信頼、現場の安全が守られるのなら。
一番大事なのは、コミュニケーションと信頼だ。現場の信頼を得るには、複雑な図面を読み取る力も、職人さんと一緒に飲みに行き、仕事と関係ない話もできる力も必要である。

巨大なセンターに
「命が宿るとき」に感じる達成感。
大きなやりがいは社会的な責任と背中合わせ。

このプロジェクトも、もうすぐ終わる。
お客様がビジネスを途切れなく続けていくための、大切なリニューアル工事。とはいえ、工事のためにセンターを長く止めるわけにはいかず、スケジュールに余裕はなかった。20年前の新設工事は6カ月。今回は、リニューアル工事とはいえ、半分の3カ月で設備を総入れ替えしなければならなかった。
幸い、大きなトラブルなくプロジェクトを進められている。それは、すごく大きな自信になった。何より、先輩たちが培ったトーヨーカネツソリューションズに対するお客様の信頼をつなげられたことがうれしい。
だが、まだまだ試運転や検証の作業は続く。それに、流通設備のプロジェクトは、据え付けたら終わりではない。商品がコンベアを流れ出し、人が作業を始め、巨大な物流センターに命が宿るときがプロジェクトの終わり。このとき、初めて大きな達成感を味わう。この現場でも、もうすぐその瞬間がやってくる。
しかし、稼働した後も気は抜けない。私たちの手掛けた設備が止まれば、お客様の全国の物流網が止まる。商品を楽しみに待っている人たちに商品が届かず、お客様は信頼を失うだろう。大きなやりがいは、社会的な責任と背中合わせだ。
これが、私の現場。これが、私の仕事。